T.O.T.E.モデル
NLP(神経言語プログラミング)のT.O.T.E.モデルは、
目標の達成に欠かせない行動の基本構造です。
T.O.T.E.の文字は、
Test(テスト)- Operate(操作)- Test(テスト)- Exit(退出)
を表しています。
私たちはある目標を達成するまでに、さまざま行動を試みることがあります。
そういった目標達成までの行動プロセスを具体的に説明したものが、
T.O.T.E.モデルです。
まず、最初にゴールを設定します。
そして、そのゴールを達成するための具体的な行動を行い、
その行動によってゴールが達成されたかどうかをテストします。
テストによりゴールとなる基準が達成されていない場合は、
ゴールに近づくために別のことをします。
テストの基準が満たされた場合は、そのプロセスから退出し、ゴールとなります。
T.O.T.E.モデルはNLP(神経言語プログラミング)の前提を具現化しています。
「失敗は存在しない。ただフィードバックがあるだけ。」
「うまくいかなかったら、別のことを試してみる。」
Operate(操作)とTest(テスト)によって、ゴールへの試みが失敗に思えた時でも、
その結果をフィードバックとしてとらえ、別の Operate(操作)を試みることを
T.O.T.E.モデルでは言っています。
T.O.T.E.モデルは、大変当たり前のことを言っているようにも思えますが、
意外と実践できていない場合があります。
NLP(神経言語プログラミング)のT.O.T.E.モデルは、
忘れがちな大切な視点を教えてくれるモデルです。