フォビア(恐怖症治療)
フォビア(phobia)は「恐怖症」という意味です。
恐怖症には、高所恐怖症、狭所恐怖症、対人恐怖症、視線恐怖症など、様々なものがあります。フォビア(恐怖症)は、ある特定の対象や出来事によって個人にもたらせられる、
心理的・生理的な異常反応を指します。
その反応はその個人独自の反応であり、個人が持っている恐怖体験に由来するものです。
NLP(神経言語プログラミング)では、
その恐怖体験の記憶を変化させ新しい反応をインプットするることで、
フォビア(恐怖症)の症状を解消することができると考えられています。
- フォビア(恐怖症)を決める。
フォビア(恐怖症)を形成した出来事を思い出すことで、どのような感じがするか言語化する。 - クライアントにとても安全で居心地のよい状態を思い出してもらい、言語化する。
その際、セラピストはその状態をクライアントがアンカリングできるようサポートする。 - クライアントは映画館に座っているところをイメージし、目の前のスクリーンに
過去の自分の楽しかった出来事を白黒で映し出す。 - 映画を見ている自分から抜け出し、その後ろへ移動し「映画を見ている自分」を見る
ポジションに立つ。 - スクリーンに1の恐怖体験を前後を含め映し出し白黒で映し出す。
- 白黒の映像を、最後のシーンから5秒くらいの速さで、逆回しで映し出す。
- 映像の最後のシーンをカラーにして、映像を一瞬にして逆回しする。
- 将来、同じような出来事が起きた際にどのような反応になるかイメージしてみる。
このワークのポイントは、映像を逆回しにすることによって
恐怖の記憶を壊している点です。
また同時に、白黒の映像をカラーにして一瞬で出来事を終了させることで、
恐怖体験に関する記憶が消去されたような感覚になります。
最後に、フューチャーペーシングとして、将来同じような場面に遭遇した際の
好ましい反応をイメージすることで、新しい反応を脳にインプットしています。
NLP(神経言語プログラミング)のフォビア(恐怖症治療)のワークを行えば、
長年続いた恐怖症を一瞬にして解消することができます。
【ワークの手順に関するご注意】
簡単な紹介のため具体的に必要な手順について一部省略させていただいております。
詳細につきましては、NLPプラクティショナー認定コースにてご体験いただけます。