チェーンプロセス
チェーンプロセスは、大変強力な目標実現ワークです。
ビジョンタイムラインに少し似ているところも
ありますが、チェーンプロセスのポイントは、何度もゴール状態を体験するところにあります。
まず、最初に目標を期日とともに設定します。
そして、目標達成までの時間をタイムライン上に描き、現在、ステップ1、ステップ2.ステップ3、ゴールのポイントを等間隔で設定します。
そして、それぞれのポイントでその時の自分をじっくり体験し、ゴールに向けて何をすればいよいかを確認しながら、目標を達成したときの感情や体感をアンカリングします。
何度も目標までのステップを体験することで、
最終的には、「目標はかならず実現できるんだ」という確信を感じることができます。
具体的な手順は下記のとおりです。
- 望ましいゴールを設定する
- 目の前に目標までのタイムラインをイメージする。現在の位置で、現状をVAKモデル(代表システム)で言語化する。
- 未来に向かって4歩歩き、ゴール地点に立つ。そしてその状態をVAKモデル(代表システム)で言語化する。
- 再び現在の位置に戻り、現状をVAKモデル(代表システム)で言語化する。
- 1歩歩き、ステップ1の地点で立ち止まる。そしてステップ1の状況をVAKモデル(代表システム)で言語化する。
- 1歩歩き、ステップ2の地点で立ち止まる。そしてステップ2の状況をVAKモデル(代表システム)で言語化する。
- 1歩歩き、ステップ3の地点で立ち止まる。そしてステップ3の状況をVAKモデル(代表システム)で言語化する。
- 1歩歩き、ゴール地点に立つ。そしてその状態をVAK(代表システム)で言語化しアンカリングする。
- さらに1歩歩き、メタアウトカムの地点に立つ。そしてその状態をVAKモデル(代表システム)で言語化する。
- 再び現在の位置に戻り、5~9までのステップを4~5回言語化せず体験する。
- 最後の回は、メタアウトカムまでいかず、ゴール地点で十分にアンカリングする。
ワーク終了後、目標に対する印象がどのように変化したかを聞くと、大抵の方が、
「目標が身近に感じられた」
「何度か繰り返していくうちに、それぞれのステップでの自分の状況が具体的になっていった」
「目標は必ず達成できるという気持ちになった」
という変化を感じられています。
チェーンプロセスは何度も繰り返すことで、目標達成のイメージを強く自分の中に
取り込むことができ、目標に向けての自信と行動力をはぐくむことができます。
また、同時に目標までのステップが明確になり、現実に目標を達成しやすくなります。
是非、チェーンプロセスを習慣化して、NLPの効果を実感してみてください。
※文中に出てきたNLP用語に関しては、こちらから
【ワークの手順に関するご注意】
簡単な紹介のため具体的に必要な手順について一部省略させていただいております。
詳細につきましては、NLPプラクティショナー認定コースにてご体験いただけます。