NLPで学べる2種類のコミュニケーションとは?
コミュニケーションには2種類あることをご存知ですか?
- 他者とのコミュニケーション
- 自分の内面とのコミュニケーション
2つの違いを知り、意識的に使うことで、
あなたが仕事、キャリア、ビジネス、人間関係で手にする結果が変わります。
NLPへのご興味、コミュニケーションへの関心、人生の次にステージへ進みたい、
自分自身を変えたいという方へ特に役立ちますので、まずはご確認下さい。
目次
1.2種類のコミュニケーションとは?
- 他者とのコミュニケーション
- 自分の内面とのコミュニケーション
1番はご存知の通り、他者とのコミュニケーションです。
人生の豊かさは人間関係で決まります。
その意味でコミュニケーションは非常に大切です。
- 他者との関係性を築く
- 仕事、ビジネスでお客様に選ばれる店や会社になる
- 親子、恋愛、夫婦、友人関係で深い関係・つながりをつくる
- 本当に心を開ける仲間を作る
- リーダーシップ、マネジメント、人材育成で成果を出す
上記以外の人間関係においても、あなたの関わり方や、
コミュニケーション能力、相手に対する姿勢や意図が違いを生みます。
明らかに、相手の反応が変わるからです。
*NLPを学んだ方は、相手の反応の違いに手応えを感じます。
NLPでは、そのために多くの効果的なコミュニケーションを学びます。
しかしここでは、もう一つのコミュニケーションに目を向けていきましょう。
2は自分に対するコミュニケーションです。
例えば、あなたが最近経験した嬉しい出来事を思い出して下さい。
- どのような気持ち、どのような感情を持ちましたか?
- 何を知り、何を学びましたか?
- 頭のなかで、どんな言葉が繰り返し行き来していましたか?
- 自分自身の内面でどんな会話をしていましたか?
*自分の内側での会話を、NLPでは内部対話と呼んでいます。
上記のように、あなたの内面での対話やひとりごとは、
多くの場合、無意識に行われています。これが自分とのコミュニケーションです。
そして、無意識に行われているのです。
2.自分とのコミュニケーションが生みだすプラスとマイナス
自分とのコミュニケーションにおけるポイントはこうです。
2-1.無意識に繰り返し自分と対話をし続けている
人は、1日のうちに数万回~数十万回、自分との対話を行っていると言われます。
繰り返し対話した内容は、知らず知らずのうちにより深く、自分の中に根付きます。
自分自身とどんな会話をしているかが、人生をつくっているとも言えます。
*人により数字の差が有りますがご了承下さい。
2-2.内部対話の内容によっては、あなたの人生から力を奪う
内部対話の内容が、あなたの人生を肯定し力や元気をくれるものであれば
いうことはありません。繰り返しあなたの力づけになり、あなたの一部として根づきます。
しかし、多くの場合は自分自身にとってマイナスの内容を繰り返し
自分に働きかけています。もしも「どうせ自分なんて・・・」のような、
「自己否定」、「無価値観」、「無力感」を承認するような対話を続けたら。
確実にあなたのパターンとして根付き、知らず知らずのうちに、
あなたから力や自信を奪い取っている可能性があります。
これってもったいないですね。
2-3.内部対話は、自分のパターンにより変わる
人にはパターンが有ります。フォーカス、思考、感情、行動のパターンです。
内部対話はそのパターンに基づいて行われます。
ネガティブな思考や感情は、ネガティブな内部対話を生み出します。
しかし、その逆もあります。あなたにとって、いつでも力になり、
可能性を与えてくれる思考や感情などのパターンを身につけることができたら?
人生に起きる出来事や結果が変わってきます。
ではパターンをどのように変化させるのか?というのを行うのが、
NLPのチェンジワークです。思考や感情は、人が持つビリーフや
セルフイメージに紐付いています。
つまり、ビリーフやセルフイメージを変化させることが本質的な変化のポイントです。
NLPが変化の原理原則と言われる所以は、ここにあります。
2-4.言葉の影響は強い
人は言葉を聞いた時、自然にイメージをします。
そして、心と体に自然に反応し、あなたに影響を受けます。
例えば今、レモンをイメージしてみましょう。
そのレモンを口いっぱいに頬張り、何回も噛み締めましょう。
いかがですか?
おそらく口の中は唾液でいっぱいになったと思います。
表情も変わり、身体の感覚も変化したのではないでしょうか?
心の中では「酸っぱい」と言っているかもしれません。
このように、人の心と身体は言葉に反応し影響を受けます。
これが言葉の持つ影響力です(良くも悪くも影響を受けます)
そして、内部対話が与える人生への影響力です。
- どんな言葉を日常的に使っているか?
- どのような言葉が頭のなかで繰り返されているか?
一度、振り返ってみることが大切です。
自分自身に気づく観察力が大切になりますね。
*NLPでは観察力を、キャリブレーション力といいます。
3.マイナスを生みだす原因
マイナスの内部対話を生みだす原因としては、先程も触れましたが、
フォーカス、思考、感情、行動のパターンを上げることができます。
そして、それを生み出しているのが、ビリーフやセルフイメージです。
NLPでは、セルフイメージやビリーフは、
あなたの人生に密接に関係していることを教えてくれます。
例えば、仕事、ビジネス、人間関係における
目標達成や問題解決を考えた時、
- 自分はらくらく目標達成できる
- 最終的にはうまくいくと
- いつもあと一歩で結果が出ない
- 自分には無理だ
上記のように、人は様々な思考や感情のパターンを持っています。
あるパターンが人を幸せにし、あるパターンが人生の制限になり、
また別のパターンが問題を起こすこともあります。
良くも悪くも存在するパターンを認識することで、
人生の可能性や成果を高めることもできます。
逆に、問題を起こすパターンに気づかないと、どれだけもがいても、
人生で望む成果が手に入らないということや、
人生で次のステージへ進む足かせにもなります。
これらの原因は、自分の中に根付いているパターンです。
無意識に存在している目に見えないパターンを変化させることができたら、
人生は今までとだんだんと違ったもにになっていきます。
- どれだけ人生が楽にスムーズになるか
- どれだけ更に高い結果を出すことができるか?
すべては、あなたが自分のパターンを知り、
適切に変化させることで決まります。
*NLPを学ぶ価値は、自分の状態やパターンに日常的に、
気づき、変化させる方法を学ぶことができることです。
4.どうしたらいいか?
マイナスの影響から開放されには、以下の3つのステップが必要です。
- 無意識に行っている内部対話に目を向ける(気づく)
- 自分のパターンに気づく
*NLPでは、パターンに気づくことをとても大切にしています。 - パターンを変化させる
*NLPでは、チェンジワークと言って、セルフイメージやビリーフを
変化させるワークを行います。
2番3番は、NLPで具体的な方法とスキルを学べますが、
ここでは、今すぐ使える1番をご紹介します。
*1番を行うことで、自分の無意識の思考や感情に気づくことができます。
そして自分の無意識のパターン、思考や感情に気づくことで、
あなたは意識的に、その場その時に適切な行動を選択することができます。
例えば、もしも、不安、恐れ、怒り、悲しみなどの感情を持っていたとしたら、
感情に突き動かされた思考、判断、行動を起こすのではなく、
ベストな選択をすることも可能です。
そのために必要なことは、以下の問いかけです。
- 今、私は何を考えていたか?
- 今、私は何をイメージしていたか?
- 今、私は何を感じているか?
- 今、私の頭の中を繰り返し行き来している言葉や会話はなにか?
*NLPでは、キャリブレーションという、気付きのための観察スキルや
考え方を学びます。上記の質問は、自分へのキャリブレーションです。
5.まとめ
- 2種類のコミュニケーションとは、他者と自分へのコミュニケーション
- 無意識のパターンに気づくことで、最適な選択をすることができる
- セルフイメージやビリーフは、NLPのチェンジワークで変化可能。
- まずは、あなたの日常的な思考、イメージ、感情、言葉、内部対話に目を向ける
以上がNLPで学ぶ2種類のコミュニケーションについてでした。
マイナスのパターンを生みだすセルフイメージやビリーフを
変えるか変えないかでは、人生に大きな違いを生み出します。
ご興味をお持ちの方は、NLPセミナーでしっかりと学ぶことができます。
それでは、あなたにとっての心豊かな人生と、魅力的なゴールへお役立て下さい。