行動力がある人・ない人の特徴や高める4つの方法
行動力がある人は、周りから
一目置かれる存在ではないでしょうか。
行動力がある人とない人の特徴と
行動力を高めるための方法を
ここでは解説いたします。
目次
1.行動力とは?
行動力とは、「何かを思い立った際に、実際に行動を起こし、それを実現する力」または「目的のために積極的に行動する力」です。
すぐに行動に移せる人は、行動力がある人といえるのではないでしょうか。
「善は急げ」や「思い立ったが吉日」のように、良いと思ったことはすぐに実行すべきという日本古来の考え方もある通り、
すぐに行動に移せるということは、大きなメリットがあると考えられるゆえに、生きる上で重視されるスキルの1つです。
2.行動力がある人の8つの特徴
行動力がある人の考え方や行動には、下記の8つの特徴があります。
2-1.目的が明確
1章で書いたように行動力とは、「目的のために積極的に行動する力」のことです。
目的ややりたいことがわかっている人は、すぐに行動に移すことができます。
すなわち、行動力がある人はやりたいことが明確な場合がほとんどです。
好奇心も旺盛で、意欲的な人も多いので、どんどんチャレンジしていく傾向があります。
2-2.考えるよりも先に動く
行動力がある人は、考えるよりもまず行動に移します。
考えることは二の次です。
やってみてから調整を加えていく流れで進めるので、やらないことには何も始まらないのです。
とにかくやってみることを優先する人は、フットワークが軽く、スピード感があるのも特徴です。
2-3.プラス思考
行動力がある人はプラス思考の人が多いです。
「まあ、なんとかなるか」と考え半ばで、一歩を踏み出してしまうなんてこともしばしばあります。
しかし、物事をプラスに考えるので、うまくいくビジョンを描いて行動に移します。
もし、うまくいかなかったとしても、うまくいかない方法が知れたとプラスに捉えて、また次の行動に移ります。
行動力がある人は「失敗は成功のもと」精神でどんどん突き進める力を持っています。
2-4.主体的でリーダー気質
自らが主体となって行動することができるので、リーダー気質の人が多いです。
周りの誰かに従うのではなく、自発的に物事に取り組み、行動していきます。
自分で考えて進めていくので、仕事ができる人だと一目置かれていることでしょう。
2-5.責任感がある
- 自分しかいない
- 自分しかできないから
- 自分がやらねばならない
上記のように、考える傾向がある人は、その責任感ゆえに、すぐ行動に移します。
また、中途半端に終えると、周りに迷惑をかけてしまうという思いも強いので、しっかりやりきって完了させます。
自分の判断や行動に責任を持てる人には、必ずと言っていいほど、行動力がある人が多いです。
2-6.自己肯定感が高い
自己肯定感とは、「良い面も悪い面も含めて、ありのままの自分を肯定できる感情・感覚のこと」です。
この自己肯定感が高い人は、自分の行動に自信がある人が多いため、積極的に行動する傾向があります。
反対に自分のことを肯定できないため、自信がなく、行動に移すことに消極的です。
また、自己肯定感が高いとプラスなことが目に入ってきやすく、それを受けとめる器もあるので、「自分はできる人間だ」と自己肯定感を更に高めていくという、好循環の中にいる人が多いでしょう。
2-7.好奇心旺盛
行動力がある人は、好奇心が旺盛な方が多いです。
なんでも果敢にチャレンジして、とにかくやってみることを大事にします。
学びや遊びに貪欲な人ほど、どんどん行動していく傾向があります。
好奇心が旺盛だと自然と自ら行動していくので、結果、目標を達成できるスピードが明らかに速くなります。
2-8.結果を気にしすぎない
行動力がある人は、結果を気にしすぎたり、恐れたりはしません。
もはや、失敗するとは微塵も思っていないので、失敗を恐れることなど無い方がほとんどです。
自分に自信があるということはもちろん、動くことに意味があると考えるので、結果のことよりも行動を優先します。
結果はあくまで二の次で、優先度が低いため、素早く行動できるという特徴を持っています。
3.行動力がない人の6つの特徴
一方で、行動力がない人には、次のような6つの特徴が挙げられます。
3-1.自分に自信がない
自分に自信がない人は、自分の行動に責任が持てないため、行動できなくなってしまいます。
自信がついてから始めようと悠長に構えてしまっているので、行動力がある人と比べると、非常に足取りが重たく、のんびりしているように感じてしまうでしょう。
自信はすぐに身につけられるものではないので、時間がかかってしまう方が多いのがほとんどです。
3-2.考えすぎてしまう
行動できない人のパターンとして、考えすぎてどれが正解か分からずに、動けなくなってしまうということがあります。
完璧主義という一面も持ち合わせている場合が多く、絶対大丈夫と思えるまで動けません。
失敗を恐れ、
「こうなったらどうしよう」
「こんな落とし穴があるかも」
と、起こるかわからない問題まで、確実に大丈夫と思えないと気が済みません。
リスクを回避しすぎた結果、何も行動していない状態に留まってしまうのです。
3-3.受け身な姿勢
行動力がある人の主体的とは反対に、全てにおいて受け身になってしまっています。
言われないとやらなかったり、できなかったり消極的な印象になってしまいます。
また、自主的に動いて責任が取れなかったらどうしようという恐れもあるので、責任から逃れるためにも、受け身で指示されるのを待っているということもあります。
自分の行動に自信がないということも、行動力をなくす原因の1つです。
3-4.目的が曖昧
行動するにあたり、「こうしたい!」というものがなく、目的が曖昧で明確になっていない場合は、行動しない人がほとんどです。
漠然としているので、どれを優先して行動すればいいのか分からず、結果、行動力がないと判断されてしまっています。
また、これに加えて、目的が定まっていないので、やる気がないように見えてしまうのも、特徴として挙げられることもあります。
3-5.失敗が怖い
行動力がない人は失敗を恐れるため、行動しなくなってしまう傾向があります。
2章で書いたように行動力がある人とは正反対に、結果を気にしすぎてしまうのも行動できない人にありがちです。
周りの目を気にしてしまい、できなかったらどうしようと不安になり、行動するまでに、時間がかかってしまいます。
問題を回避する力は兼ね備えているかもしれませんが、行動するという面においては、かなりスロースターターになっていることでしょう。
また、怒られることも苦手で恐怖心があるため、怒られたらどうしようと、動くことが億劫になってしまっている可能性もあります。
3-6.後回しにしがち
物事を後回しにする癖は行動できない人にありがちなパターンです。
行動力のない人は、スケジュール管理が苦手という人も多く、期日ギリギリに提出物を出すなんてことはよくあります。
自分に考えやアイデアが浮かんでいたとしても、「あとでやろう」と後回しにしてしまい、結果、実行せずなかったことになってしまいます。
誰かに助言されたとしても、言い訳を作って行動しない方向に持っていく傾向もあるため、助言してくれる人もどんどん減ってしまい、より行動できない人になってしまっています。
4.行動力を高める4つの方法
行動力を高めるだけで、ビジネスの世界であなたは引く手あまたの存在となることでしょう。
行動力を高めたいと思った方は、次の方法をぜひ試してみてください。
4-1.自己肯定感を高める
自己肯定感が低い人は、自分の行動に自信がない方が多いです。
自己肯定感を高めて、自分を信じられるようになることで、自信がつき、自然と行動力が出てきます。
「大丈夫」という安心感が手に入ったときに、フットワークが軽くなったことを経験したことがある人も、いらっしゃるのではないでしょうか。
自己肯定感を高めるだけで、格段と行動力は高まります。
さて、そんな自己肯定感を高める方法の1つとして、目標達成100本ノックというものがあります。
小さなものでもいいので、100個の目標を達成して、自分はやりきれる人間であるということを自分に証明していく方法です。
例として、下記のような目標を立てます。
- 1日に「ありがとう」を10回言う
- 1日2リットルの水を飲む
- 自分から挨拶をする
- 週に1回はトイレ掃除する
- 月1冊本を読む
1つずつ目標を達成して、自分の行動に自信をつけていくことで、自己肯定感が高まります。
自分はできると認識できれば、積極性が生まれ、行動力が高まっていきます。
他の方法が知りたい方は、下記リンクよりご参照ください。
4-2.ポジティブに変換する
ネガティブに考えてしまうと「できない」にフォーカスが当たってしまい、失敗を恐れ、行動できなくなってしまいます。
物事や考えをポジティブに変換できれば、行動することに対してのハードルが低くなることを実感できるでしょう。
物事の考え方を変換することを、心理学NLPでは「リフレーミング」と言います。
やり方は、ネガティブなことをポジティブに変換するだけです。
例えば、下記のようなことです。
- 注意されるのが怖い。
- 失敗したらどうしよう。
- 緊張やプレッシャーを感じている。
↓ ↓ ↓
- よりよくするために、気にかけてもらえている証拠。信頼の証。
- 失敗ではなく、フィードバックがあるだけ。
- 相当いい仕事をしたいという気持ちの表れ。前向きに捉えよう。
このように変換するだけで、なにかマイナスなことが起こったときにも、ポジティブに捉えることができます。
「リフレーミング」は練習すればするほど、うまく変換できるようになります。
ポジティブに変換して、あなたの行動力に影響を与えていきましょう。
4-3.行動できない理由を探る
もし、あなたが持っているトラウマや過去の嫌な体験が解消できていない場合は、行動する足かせになってしまっている可能性が非常に高いです。
まず、ご自身と向き合い、行動できない理由を考えてみてください。
その行動には何か意味が隠れているかもしれません。
一見マイナスに見えることでも、自分にとってなにかプラスになることがあることを、心理学NLPでは「肯定的意図」といいます。
例えば、幼少期に自分で考えて行動した際に、親御さんにきつく怒られてしまった経験があるとします。
もしかすると、危ないことだったので、怒られたのかもしれませんが、幼かったということもあり、自分で考えて行動したことが悪かったと捉えてしまったのかも知れません。
そして、このような人は自分で考えて行動しなければ、怒られないという肯定的意図のために、行動できない自分を作り出しているという可能性があります。
トラウマや過去の嫌な体験を改善しないことには、自己肯定感を高めても、リフレーミングをしても、うまくいかない場合がありますので、今一度、自分と向き合う時間を作って確認してみましょう。
4-4.ToDoリストを作成する
最後に、高める方法として「ToDoリスト」を作成するという方法もあります。
やることが明確になっていると、一歩目を踏み出しやすくなります。
漠然としていて、やることが決まっていないと、どこから手を付けていないか分からずに、お手上げ状態となってしまうわけです。
行動力がある人は、自分が何をしたらいいのかが明確です。
急にやることを明確にしろと言われても、うまくできないということもありますので、ぜひ、ToDoリストを活用してみてください。
ToDoリストとは、やることに優先順位をつけて整理したリストのことです。
やることを箇条書きで紙に書いたり、メモに目に見える形で残しましょう。
ここで、1つ大事なポイントとして、完了したらチェックを入れていくことを徹底してください。
チェックを入れることで、どれだけできたのか知ることができて整理ができ、ここまでできたという目に見える成果にもなり、やる気に繋がっていきます。
まずは、ToDoリストを作って、できるところから行動に移していきましょう。
5.行動力を高めるための提案
行動力について、書いてきましたがいかがでしたでしょうか?
行動力を高めるだけで、多くのチャンスを掴み取ることができます。
もし、あなたが行動力を高めたいなら、思考や行動パターンをを変えたり、あなたの行動を妨げるマイナス面を解消といった心理学NLPの学びがきっとお役に立てると思います。
心理学NLPは、Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略称で、別名「脳と心の取扱説明書」と呼ばれる新しい心理学です。
前の章で書いた自己肯定感を高めるスキルや、「リフレーミング」も詳しく学ぶことができます。
心理学NLPは、仕事や人間関係など人生全般に使えるため、経営者の方をはじめ、弁護士、著者の方、教授、主婦といった幅広い方が学ばれています。
心理学NLPに少しでも興味が湧いた方は、すでに10万名以上がお読みになっているNLPの無料レポートをお読みいただくか、定期的に開催している「NLP体験講座」にご参加ください。
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行動力を身につけて、たくさんのチャンスを勝ち取ることを応援しています。
行動力を高めると、仕事や人生で新たなチャンスを掴むことにも繋がるでしょう。
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