NLPに学ぶ-あなたの成果を妨げる2つの原因
「もっと、スムーズに望んでいる結果を出せるようになれたらいかがでしょうか?」
実は、あなたが結果を出すのを邪魔するものがあるかもしれません。邪魔するものは2種類あるのですが、どちらも無意識に、あなたの人生に強く影響を与えています。もしもあなたが以下のような状態にある場合、今回の記事をぜひご覧ください。今まで以上に成果をだすきっかけにしていただけるはずです。
- 行動しているのに思うように結果が出ない
- 能力は高いはずなのに発揮できてない
- ゴールに対して自分には無理だと考えがち
- もう一歩、壁を突破できない
- 魅力的なゴールに、自分はふさわしくないと思っている
- 恵まれた環境にいるのに、思うような成果を出せていない
- 自分自身に対して制限、限界を設けがちである
- いつも同じような失敗をしている
- 最後の最後でいつも上手くいかない
実は上記のような時、あなたの成果を妨げている原因が2種類考えられます。
今回の記事では、あなたに望んでいるゴールを手にしていただけるように、具体的にご紹介していきます。
目次
1.あなたの成果を妨げる2種類の原因とは?
NLPでは、あなたがゴールを手にするために、とても重要な視点・考え方を教えてくれます。結果を出している経営者、優秀なビジネスマン、勝負の世界に身をおく方であれば、この視点・考え方を大事にしている方が多いです。そして、この視点・考え方は次の問いかけで表すことができます。
「あなたの成果を止めているものは何ですか?」
この質問は、あなたが仕事・日常・人間関係などで望む結果を出し続けるための肝になります。なぜならば、この質問がゴールを妨げる以下2つの原因を教えてくれるからです。
- 成果を妨げている制限や心のブレーキ
- 自ら失敗を生みだすマイナスのパターン
上記の2つが、NLPが教えてくれる成果を妨げる2つの原因です。
2.まずは自分に問いかける
NLPが教えてくれる成果を妨げる原因を特定することは、あなたの人生に非常に大きな影響をもたらします。ある意味で成果を妨げるものを特定できれば、半分は解決したのと同じです。あとは必要なNLPのワークを行うことで、変化させることができるからです。
そこでまずは、一緒に試してみましょう。今回の内容は試すことに価値があるからです。
以下に手順であなた自身に問いかけます。
- 思うように結果が出ていないゴールをイメージ
*可能な限りでゴールを手にした時のイメージを描く - 先ほどのNLPの質問を活用
*1番のゴールに対して以下の問いかけをいたします。
「もし、あなたの成果を止めているものがあるとしたら何でしょうか?」
この質問を行うとき、成果を止めている制限や失敗を生みだすマイナスのパターンに意識を向けると、あなたの今後の人生に必要な「気付き、課題、向き合うべき問題)」を発見しやすくなります。
では以下より、成果を妨げる2つの原因についてご紹介します。
3.成果を妨げている制限や心のブレーキとは
あなたには、こんな経験はありませんか?
*イメージできれば大丈夫ですので、似た経験でも構いません。
- 行動したいのに一歩踏み出す勇気が出ない
- 何をしたらいいかが分からなくて行動ができない
- 頭のなかでマイナスに考えすぎて時間だけが過ぎる
- ゴールに対して自分はふさわしくないと思っている
- 自分には無理だとあきらめている
- 自分を必要以上に過小評価している
- 身をおいている環境のしがらみが成果のじゃまになる
- マイナスの思考、感情、行動のパターンを持っている
上記のような状態は「制限」です。
制限はあなたの人生を直接的に失敗に導くことはありませんが、あなたから力を奪います。
例えば練習を積み重ね、能力・スキル・経験的に申し分ないアスリートがいるとします。誰が考えても結果を出せることは目に見えているとします。しかし、力を発揮できずに望んだ成果を出せなかったとしたら?
あなたなら、このアスリートの中で何が起きていると思いますか?
*実はここに、あなたにも大きく関係しているかもしれない、「制限」が存在しています。
NLPでは、この制限は行動にブレーキをかけているものとして教えてくれます。ブレーキを掛けていますので、どんなに能力・スキル・経験が高くても、最大限の力を発揮するのが難しくなります。そして、この制限はあなたのパターンになっているため、放っておくといつまでも人生にブレーキをかけ続けます。
しかし、「制限はチャンスである」というNLPの前提にもあるように、NLPのワークを通して変化させることが可能です。
4.自ら失敗を生みだすマイナスのパターン
人生に対して、制限よりも強力に影響を与えるのが、
「失敗を生みだすマイナスのパターン」です。
制限が、あなたの持っている力を妨げるブレーキだとしたら、失敗を生みだすマイナスのパターンは、上手くいかないようにプログラミングされたコンピュータのようなものです。
イメージしやすいように以下に例をご紹介します。
- 関係が深くなるほど、信頼を壊すような言動をとる
- プレッシャーがかかるとものごとを投げ出す
- 身体が壊れるまで無理をし続ける
- 稼いだ以上にお金を使う
- 自分を大きくみせることで認められようとする
上記以外にも、失敗生みだすマイナスのパターンはあります。 共通しているのは、自らの思考・感情・行動が作用してマイナスを作り出していることです。意識的には意図していなくても、無意識にマイナスを生みだす方へ進んでいきます。
これらがパターンだと気づかないうちは辛いだけですが、パターンに気づいた瞬間から変化が始まります。そして、マイナスを生みだすパターンを変化させ、あなたにとっての力に変える方法を学ぶのがNLPです。
5.あなたの成果を止めているものは何ですか
制限を生みだすパターン、マイナスを生みだすパターンについて知り、何が成果を妨げているのか?ということをイメージしやすくなったのではないでしょうか。そこで改めて問いかけてみましょう。
「あなたの成果を止めているものは何ですか?」という質問の応用バージョンをご紹介します。
- あなたの成果を止めている行動パターンはなんですか?
- あなたの成果を止めている能力的な制限は何ですか?
- あなたの成果を止めている感情的な制限は何ですか?
- いつも同じパターンで上手くいかないことは何ですか?
- マイナスを生みだす悪習感があるとしたら何ですか?
これらの問に真剣に答えることは本当に価値がありますので、じっくりと時間をとって行って見て下さい。
6.最後に
私達が自分の人生に望むことは人により様々です。
- 人生のさらなるステップアップ
- 今いる場所からの上のステージへ
- 目の前の壁を突破したい
- やりたいことの明確化
- とにかく自分を変えたい
上記を始めとして、あなたにとっての魅力的なゴールを手にしたいなら、必要な何かを新しく学ぶ・始めるということは重要です。同時に、ほんの少しだけ立ち止まり、「成果を妨げているもの」、「成果を妨げる可能性のあるものへ」目を向けることはそれ以上に有意義です。
もし、あなたの中で成果を妨げている何かをお感じになったとしたら、あなたの中でどんなパターンが存在しているのかに目を向けて下さい。その為のシンプルな方法が、NLPに学ぶ「あなたの成果を止めているものは何ですか?」という質問です。