モデリング(観察学習)とは?成功者をインストールする心理スキル
あなたは憧れている人物に近づきたいと
感じたことはありますか?
もし、そのように感じている場合や、
憧れの人・尊敬している人がいるならば
『モデリング』という
心理スキルが非常に効果的です。
モデリングが
できるようになると、
あなたが欲しいゴールを
すでに達成している
成功者の行動・思考のパターンを、
自分の中にインストールしていくことが
できるようになります。
この記事では、
あなたが欲しい結果を
より効率的に得るための手法
『モデリング』について
意味や具体的な実践方法までを
わかりやすくご紹介していきます。
目次
1.モデリング(観察学習)とは?
早速、モデリングについてご説明をしていきます。
ここでいうモデリングとは、『脳と心の取扱説明書』と呼ばれる心理学NLPの代表的なスキルです。
1-1.モデリング(観察学習)とは
心理学NLPのモデリングとは、ある特定の人の行動を観察して、その人の行動や振る舞いだけでなく、その人の感じていることや価値観などまで、その人と同様の結果や状況を手に入れていくことです。
つまり、あなたの憧れている人をよく観察し、その人の真似をしていくことで、憧れの人と同様の成果を得ることができたり、憧れの人が見ている景色や感じている空気感なども感じるようになるというものです。
また、相手をしっかりと観察する必要があることから、別名で、観察学習とも呼ばれています。
そもそも観察学習は、「モデルとなる人物の行動を観察・模倣するだけで学習が成立する」として心理学者のアルバート・バンデューラが提唱をした概念です。
1-2.モデリング(観察学習)のメリット・デメリット
モデリングを行うことには、メリットとデメリットがあります。
まずはメリットからご紹介していきます。
【メリット】
■短期間で成功に近づく
自分のゴールとするところにいる人を設定することで、ゴール設定が明確になります。
さらにすでにゴールを達成している人をよく観察することで、達成をしている理由を感じやすくなります。
0から学ぶよりも達成している人から学ぶことで、プロセスが明確になっているため、とても効率的です。
■行動だけでなく思考パターンも身につく
モデリングを普段から行う癖をつけていると、日常的に「あの人ならどうするか。」と無意識に考えることができるようになります。
それにより、モデルとする対象の人がその場にいなくても、モデリングの対象と同じようにものを考え、対応をすることができます。
【デメリット】
■モデリングの対象について詳しくなければならない
行動を真似していくためには、相手をよく観察し、細かい動作の一つ一つを見ていく必要があります。
相手の行動を鮮明にイメージすることができなければ、質の高いモデリングはできないことでしょう。
2.モデリングの手順
この章では実際にどのようにモデリングをしていくのか、詳細な手順をご紹介していきます。
2-1.目標の設定
ゴールとなる場所はどこなのか、何を得たいのかを明確にしていきます。
2-2.対象となるモデルを決める
設定したゴールをすでに達成している人、またはゴールに最も近くにいると感じるモデルを決めていきます。
対象とするのは、尊敬する人や有名人といった、実在する人物だけでなく、過去の偉人やアニメなどのキャラクターでも構いません。
また、パフォーマンスを最大限発揮していたときの自分などでも大丈夫です。
2-3.モデルの研究
モデルを観察し、どのような動きをしてるのか、何を見ているのかなどを想像していきます。
まるで対象のモデルが目の前にいるかのように、鮮明にイメージすることがコツです。
その際、ゴールとするところにいるモデルの身振りや表情、声のトーンなどを思い浮かべるように、より具体的に詳細にイメージをします。
2-4.モデルに入り込む
眼の前にモデルをイメージし、そのモデルの背中にチャックが付いているようにイメージします。
そして、そのモデルの着ぐるみを着るように入り込んでください。
このとき実際に着ぐるみを着るように動作をしながら入り込むのがポイントです。
2-5.モデル視点からの確認
モデルの中に入り込んだら、その場の空気を感じます。
何が見えるのか、聞こえる音や声はどんなものか、身体はどのように感じているのか。
呼吸までを感じるようにしましょう。
2-6.モデルと統合する
モデルがどんな動きをしているのか、どのような手順や手法を使っているのか、またどのような役割をもっているのかなどを身体を動かしながら感じていきます。
まるで憑依するように、自分がモデルそのものだと錯覚するレベルまで、モデルと統合することがポイントです。
2-7.調整する
モデルの身体と自分の体の動きのイメージが一致したら、一度モデルの着ぐるみを脱いで、自分の身体に戻りましょう。
先程実際にした動きをしている自分の姿を客席から見ているようにイメージをしていきます。
そして、自身の動きとモデルの動きに違いや違和感がないかを確認していきます。
違和感を感じる場合には、イメージの中の動きを変えてみたり、モデルを他の人に変えてみましょう。
2-8.繰り返し行う
しっかりとイメージできるようになったら、繰り返し行っていきましょう。
何度も繰り返していくことで、より鮮明にイメージができるようになり、身体に定着しやすくなります。
また、疑似体験を繰り返していくことで、ゴールが近く感じられるようになります。
3.モデリングで人生・仕事のステージをより高めるには
ここまではモデリングとは何かという説明や、その具体的な手法を見てきましたが、いかがでしたか?
あなたの目標達成のための役に少しでもお役に立てればと思います。
モデリングでは、モデルとなった相手の考え方なども自身に落とし込んでいくことで、困ったときには「あの人ならこうするだろう」というように、考え方の幅を広げることができるようになるのも魅力の一つです。
モデリングを習慣づけていけば、対象とするモデルの思考/行動のパターンを、まるで「インストール」したかのように、自分のモノにすることが可能です。
例えば、トラブル発生時や、ここぞという大事な局面においても、瞬時に「あの人ならどうするか」という思考が働き、卓越した人と同じような視点で判断をすることができるようになります。
今回ご紹介したモデリングは「成功心理学NLP」の基礎的なスキルの1つです。
もしあなたが、「成功したい」「人生で満足する結果を得たい」と望まれているならば、心理学NLPがそのきっかけになると思います。
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