あなたの固定観念を変える!思い込みの鎖を外す4つのステップ
人生なんだか上手くいってない。
もっと柔軟に振る舞いたいのに。
やりたいと思うことに
チャレンジしたいのに。
いつもどこかでブレーキがかかって
前に進めない。
この様な悩みはありませんか?
あなたの人生は、
あなたがやりたい様に
選んで進めるはずなのに、
「自分にはどうせできない」
「きっとそう上手くはいかない」と思い、
踏みとどまってしまうのは
なぜなのでしょうか?
それは、あなた自身が構築してしまった
「固定観念」が大きく影響しているのです。
もちろん、固定観念は
いい方向に作用することもあります。
ですが多くの人の場合、
この固定観念は悪い方向に作用しがちです。
この記事では、
あなたの自由を妨げている
固定観念を外す方法を4つのステップで
お伝えしていきます。
目次
1.固定観念は鎖のようなもの
まずは、固定観念とはそもそも何なのか、をお伝えします。
固定観念とは、簡単に言うと「強い思い込み」です。刷り込み、先入観も同類にあたります。
身近な例をあげると
- 仕事とは辛いものだ
- チョコレートは甘いものだ
- 30歳までには結婚するべきだ
- 無口な人は冷淡だ など
人は幼少期の教育や、経験の積み重ねから、様々な思い込みを抱いています。
人種差別や性別による差別も固定観念から生まれています。
「思い込みだなんて、そんなの直ぐに変えられるじゃないか。」
そう思う方もいらっしゃると思いますが、「思い込みの力」というのはとても強力です。
有名な話では、病気の患者に、砂糖でできた偽物の薬(プラセボ)を「とても効果がある薬」といって服用してもらうと、病状が良くなった。という話もあります。
また、それとは反対に、「この薬には強い副作用が出る」と言って、同じ薬を服用してもらうと、出るはずもない副作用を発症するケースもあります。
このように、人は自分の思い込みに様々な影響を与え、時には思い込んだ結果になる様に動いてしまう。
これが、固定観念(思い込み)の鎖なのです。
2.固定観念に囚われると何が起こるのか
固定観念にとらわれることで起こり得る大きな弊害は、「選択肢が失われる」ということです。
「血液型がA型の人は、私には合わない。」
「私はリーダーには向いていないから、他の人に譲った方がいい。」
「こんな見た目のものは、きっと美味しくないだろう。」
人脈を広げるチャンスや、仕事のチャンス、美味しい食べ物との出会い等、せっかく巡ってきた機会にも関わらず、あなたの強い思い込みにより、挑戦することすら諦めてしまう。
このようなことを繰り返すことは、あなたの人生の多くの選択肢をあなた自身が狭めているのです。
第三者視点からみると、「せっかくのチャンスなのに、もったいない」と思われるでしょう。
ではなぜ、固定観念というものが生まれてしまうのでしょうか。
これから、固定観念が生まれる原因をお伝えしていきます。
3.固定観念が生まれる原因
固定観念が生まれる原因、それはあなたの幼少期からの教育(刷り込み)や、経験から構築されていくものです。
幼少期からの刷り込みのケース
例えば、あなたが幼い頃から両親に、「勉強して、いい会社に入らないと幸せになれない」こう言われ続けてきたとします。
あなたは、友達との遊びや、娯楽の誘惑に耐えて、必死に勉強するでしょう。
なぜなら、そうしなければ幸せになれないからです。
ですが実際には、いい会社に入らないと、本当に幸せにはなれないのでしょうか?
また、いい会社に入った人は皆幸せなのでしょうか?
経験から生まれる先入観のケース
例えばあなたが中学生時代に、クラスで派手なグループから嫌がらせを受けてしまったとします。
あなたの中では「身なりが派手な人は、人に嫌がらせをするものだ」と、あなた自身の経験から固定観念が生まれます。
あなたは高校生になり、もう自分に嫌がらせをしてきたグループはいないのに、あなたの中では「身なりが派手な人からは、嫌がらせを受けてしまう」という経験が先入観となり、
その人達とできる限り距離を取って、コミュニケーションを取らない選択をしてしまいます。
では本当に、身なりが派手な人は、人に嫌がらせをするのでしょうか?
この様に、固定観念が生まれる原因というのは、様々です。
幼少期からの刷り込みにより、何十年も先の見えない幸せを求めて、目の前の幸せを潰してしまうのも、
経験からの先入観で、もしかしたら一生の友となる可能性を自ら潰してしまうのも、とても勿体無いことだと思いませんか?
あなたにも思い当たる節はないでしょうか。
このような固定観念は、大なり小なり誰でも持っているものです。
ですが、固定観念という鎖に縛られたままでは、せっかくのあなただけの人生はきっと苦しく、生き辛さを感じてしまいますよね。
では、この固定観念を変えることはできるのでしょうか?
次の章からお伝えしていきましょう。
4.固定観念を変える4ステップ
あなたにも大なり小なり、固定観念という鎖によって、本来の自由を奪われている事があると思います。
では、固定観念というものは変えることができるのでしょうか?
答えは「固定観念を変えることはできます。」
次にその手法をお伝えしていきましょう。
4-1.ネガティブな固定観念を書き出す
まずは、あなたの凝り固まったネガティブな固定観念を緩めていくことから始めます。
あなたが本来なりたい姿を想像したとき、同時に「でも、どうせ◯◯だから、私にはできない」と浮かぶものがあると思います。
それが、あなたのネガティブな固定観念になります。
固定観念を変える場合、ネガティブな固定観念と向き合うことが、非常に効果的なのです。
そして、思いついたネガティブな固定観念を紙に書き出してみましょう。
4-2.視点を変えて疑ってみる
一通り、紙に書き出してみたら、今度はその内容をよく読んでみましょう。
例えば、出てきた固定観念の中に
【どうせ私は上手くいかない】このようなネガティブな固定観念が出てきたとします。
そうしたら、下記の手順で出てきた固定観念を疑ってみましょう。
【(1)本当に?】
まず、あなたがどんなに努力を重ねても上手くいかないのか。
それが真実なのかを見極める必要があります。
自分という視点を一度外して、第三者視点になって考えてみましょう。
そして、第三者視点からも問いかけてみましょう。
【(2)どうして?】
更に、「どうして?」という言葉を用いて深堀っていきましょう。
「どうして?」そう思うのか。
「いつから」そう感じたのか。
具体的に出してみましょう。
深堀りを続けることで、あなたの思い込みや勘違いに気づくことができます。
【(3)その根拠は?】
根拠を確認していきます。
「そのように思った根拠は?」
多くの場合、物事の氷山の一角しか見ていないことで思い込みが生まれます。
ですが、その根拠も不明瞭なものばかりです。
思い当たる節をつなげあわせて、作り上げてしまった思い込みは、確たる証拠があってのことだったのかを振り返ってみましょう。
【(4)反対の例は?】
「どうせ私は上手くいかない」というネガティブな思い込みが、正しくないことを裏付けて、緩める方法です。
・あなたは一度も成功をした事がないのですか?
・あなた以外の人にはできて、あなただけができない事だったのですか?
あなたの目が届いていなくても、あなたの周囲で起きていることに目を向けてみましょう。
そして、もう一度問いかけてみてください。
「あなたの思っていることは、真実なのでしょうか?」
このように反例が出たら、あなたの固定観念を、この反例にかえていきましょう。
それを裏付けるには、どんな新しい考え方が必要なのか?を探してみます。
4-3.ポジティブに変える
固定観念は、ネガティブに働くとあなたの行動を制限する鎖となりますが、ポジティブに働くと、今より高く跳ぶ事ができるバネにもなります。
先ほどあがった、ネガティブな固定観念をポジティブに変えてみましょう。
(4)の反例として出てきた
「あなたは一度も成功をした事がないのですか?」
「あなた以外の人にはできて、あなただけができない事だったのですか?」
これを理想の状態も入れて、言語化してみましょう。
- 努力し続けている私が輝いて充実している
- 私には、他の人には持っていない魅力的な個性がある
あなたが一番しっくりくる言葉を選んで、声に出してみましょう。
気持ちが前向きになりませんか?
この様に、凝り固まったネガティブな固定観念を柔らかくして、ポジティブに置き換えることで、固定観念は変える事ができるのです。
4-4.小さな成功を体験し実感する
大きなことをする必要はありません。まずは小さな成功体験を積み重ねていきましょう。
大きな成功も、小さな一歩からです。
日々成功を重ねることで、自信がついて「できない」と思って見えなかったゴールも見えてくるでしょう。
あなたに自信が満ちてくれば、「きっと上手くいかない。」から「時間がかかってもきっとできる。」に変化していくでしょう。
5.まとめ:固定観念の鎖をはずして生きやすい人生を
いかがでしたか?
ネガティブな固定観念を書き換えることで、新しい可能性や、挑戦してみよう。という気持ちが生まれたのではないでしょうか。
私達は、無限大の可能性を秘めています。
50歳で大学に通うことも、世界一周することも、決して不可能ではないのです。
固定観念の鎖を外すことで、今よりももっと自由に、あなたの人生を、あなたの思いのままに動かすことができる。
そう思うだけで、気持ちが楽になり、気持ちが前向きになったのではないでしょうか。
この記事が、あなたの今後の人生にお役立てできれば幸いです。
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心理学NLPは別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれており、対人関係だけではなく、自分自身の心とコミュニケーションをとることができる様になるプロセスが多くあります。
今回ご紹介した「固定観念」はNLP用語では、「ビリーフ」と言われています。
固定観念を手放し、書き換える方法「ビリーフチェンジ」もNLPのスキルの中にあり、思い込みからくる身体の痛みまでも解消することも可能となります。
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