戦略立案ツールとしてのNLP
NLPトレーナーの足達です。
こんにちは。
この記事のテーマは
結果を出すための「戦略立案」です。
そこに役立つNLPのスキルをご紹介します。
もともと、セラピーやカウンセリングの
世界から生まれた
NLP(神経言語プログラミング)。
卓越したコミュニケーターたちの
共通項を見出し、
誰もが活用できるようになったことで、
仕事やビジネス、スポーツ、
さらにまた教育や子育てにも、
活用領域は広がっています。
その中に「戦略ツール」として
使えるスキルがあります。
それを以下のように呼びます。
↓
『ディズニー・プランニング・ストラテジー』
戦略立案や事業計画を立てる時に、
特に有効なスキルとなっています。
世界中で愛されているディズニーランド。
そしてミッキー・マウスの生みの親として
有名なウォルトディズニーの頭の中、
そして事業化を成功させたメンバー
こうした人達の知恵を
誰もが実践できるようにした
モデルと言えます。
ビジネスの規模の展開によって、
そのロジックは多少異なってきますが、
これからご紹介する
ディズニー・プランニング・ストラテジーは、
規模の大小に関係なく、
誰もが個人レベル、組織レベルで
活用できるものです。
具体的には、
下記3つの視点から、
- 効果的な戦略の立案
- 抜けや漏れのない詳細事項の検討
- 明確なプランニングの実現
ですから、いつも計画倒れの方、
また「夢が絵に描いた餅」に
なったままの方には、特におススメです。
やり方は、以下のように行います。
1、まず、3つの視点(立場)を作ります。
- ドリーマーと呼ばれる夢想家の視点
- リアリスト、つまり現実主義者の視点
- クリティックと言われる、建設的な批判家の視点
2、3つの視点(立場)で、新しいプロジェクトについて意見を出す
意見を出すときは、身体を使って行うと、
脳が活性化して、より効果的に行えます。
3つの視点(立場)で、
それぞれの位置に移動しながら行います。
ステップ1:ドリーマーの位置へ移動して、思考する
「なんでも実現可能である」という視点。
思考する際に行う
問いかけの例は、以下になります。
- 理想的、あるいは魅力的なゴールは何か?
- 実現したいビジョンは何か?
- プロジェクトの長期的なビジョンは何か?
など
ステップ2:リアリストの位置へ移動して、思考する
「仮にその夢を現実にするとしたら何が必要になるか」という視点。
思考する際に行う
問いかけの例は、以下になります。
- このゴールやビジョン・プロジェクトの期限はいつか?
- 最初のステップ、次のステップ、さらにその次のステップは何か?
- どのような手順で進めるか?
など
ステップ3:クリティックの位置へ移動して、思考する
「万が一問題が起きたとしたら?足りないものはないか?」という視点。
思考する際に行う
問いかけの例は、以下になります。
- このプロジェクトは本当に達成可能か?
- このプロジェクトにリスクが生じる場合、それは何か?
- 計画から欠けているもの、さらに加えるものはあるか?
など
こうして出てきたアイデアを統合し、
プロジェクトの方向性や
一連の手段を設定していきます。
多数で取り組む時は、
夢想家グループ、現実家グループ、
そして、批判家グループになって
それぞれのグループメンバーが、
座る椅子の場所を変えながら、
そのキャラクターになりきって
話していくことでもできます。
セミナーで体験するワークとしては、
より奥深く、想像力を十二分に発揮できる
プロセスを踏んでいきますが、
まずは、3つの視点をもって、
見解を出し合うことだけでも、
道が開けてきます。
あのディズニーランドの生みの親、
ウォルトディズニーたちの思考戦略です。
このスキルの基礎になるのが、
NLPのポジション・チェンジ
というスキルになり、
『NLPプラクティショナー認定
プレミアムコース』で学びます。
そして、ディズニー・
プランニング・ストラテジーは、
NLPの上級クラス
『NLPマスタープラクティショナー
認定コース』で学ぶことができます。
以下のサイトでは、デジタルマーケティング、ライティング、生成AIに関する最新情報を発信されています。ご興味をお持ちでしたらあわせてご覧ください。